
赤ちゃんが生まれてから、もうすぐ100日。生まれたばかりのころは小さかった手足も少しずつふっくらして、表情も豊かになってきたのではないでしょうか。
「100日祝いの写真をかわいく残したいけれど、写真館に行くべき?」「スマホでもきれいに撮れる?」そんな疑問を持つ方へ、自宅撮影の準備、光の使い方、ポーズ、安全面まで分かりやすく解説します。100日祝いの由来や赤ちゃんの成長にまつわる豆知識も交えて紹介します。
100日祝いの写真は自宅でもきれいに撮れる?
自宅撮影には、赤ちゃんが慣れた環境で過ごせること、授乳やおむつ替えがしやすいこと、時間に追われず撮影できることなどのメリットがあります。写真館にはプロの照明・衣装・仕上げという魅力があるため、どちらが正解というわけではありません。
| 比較項目 | 自宅撮影 | 写真館 |
|---|---|---|
| 費用 | 小物代などを調整できる | プラン・商品代が必要 |
| 時間 | 赤ちゃんの機嫌に合わせやすい | 予約時間が決まっている |
| 雰囲気 | 日常の自然な表情 | 特別感のある記念写真 |
写真館で特別な一枚を撮り、自宅では普段の姿を残すという組み合わせもおすすめです。
なぜ生後100日をお祝いするの?

100日祝いは、赤ちゃんの生後100日前後に行う日本の伝統的なお祝い。代表的な行事が「お食い初め」です。赤ちゃんがこれから先、食べ物に困らず健やかに成長するようにという願いが込められています。地域や家庭によって「百日祝い」「百日(ももか)の祝い」などと呼ぶこともあります。
なぜ食べるまねをするの?
生後100日ごろは、一般的にはまだ離乳食を始める前の時期。料理を実際に食べさせるのではなく、大人が食べるまねをさせる儀式を行います。料理や進め方は地域によって異なります。祝い膳と赤ちゃんを一緒に撮るときは、熱い汁物や食器を手の届く場所に置かないようにしましょう。
撮影前に準備したいもの

赤ちゃんの機嫌が良い時間は限られます。撮影当日までに背景や衣装を準備しておくと、タイミングを逃しにくくなります。
- スマートフォンと十分な空き容量
- 赤ちゃんが快適に過ごせる衣装
- 無地のシーツや背景布
- 「100」の数字や記念カード
- 安全で平らな撮影スペース
- お気に入りのおもちゃ
- ガーゼ、おむつなどのお世話用品
- 家族写真用の安定したスマホスタンド
予算別の準備プラン
| 予算目安 | 準備するもの | 撮影例 |
|---|---|---|
| 0〜500円 | 家にある布・手作りカード | 寝ころび写真 |
| 500〜1,500円 | 数字の飾り・背景布 | 記念日らしい写真 |
| 1,500〜3,000円 | 衣装・背景・飾り | 統一感のあるセルフフォト |
| 3,000円以上 | 衣装や撮影用品を追加 | 複数パターンの撮影 |
金額は目安です。飾りを増やすほど良い写真になるとは限りません。白いシーツなど手持ちのものを活用しても十分です。
スマホで写真をきれいに撮る7つのコツ

1. 窓から入る自然光を使う

窓から柔らかい光が入る時間帯を選びましょう。強い直射日光では顔に濃い影ができることがあります。レースカーテン越しの光なら自然な明るさを得やすくなります。豆知識:写真の印象を決めるのは明るさだけでなく光の向き。斜めから光を当てると顔の立体感が変わります。
2. 赤ちゃんの目線の高さで撮る
大人が立ったまま撮るだけでなく、赤ちゃんの目線にカメラを合わせると自然な表情を残せます。真上から撮るときはスマホを落とさないよう注意し、赤ちゃんの上に不安定な機材を置かないでください。
3. レンズをきれいにする
レンズに指紋や皮脂が付くと、写真がぼやけたり光がにじんだりすることがあります。撮影前に柔らかい布で拭きましょう。
4. 画面をタップしてピントを合わせる
スマホの画面に映る赤ちゃんの目元や顔をタップしてピントを合わせます。機種によっては明るさも調整できるため、白い背景が明るすぎるときは露出を少し下げてみましょう。
5. デジタルズームを使いすぎない
デジタルズームを強く使うと画質が低下する場合があります。安全な距離から撮影し、必要なら撮影後に切り抜く方法も試しましょう。
6. 背景の生活用品を整理する
撮影範囲だけを片付ければ十分。背景の色を2〜3色に絞ると、赤ちゃんの表情が引き立ちます。
7. 連写や動画も活用する
赤ちゃんは長くポーズを取れません。連写や短い動画なら一瞬の表情や声も記録できます。ただし動画から切り出す静止画は写真より解像度が低い場合があるため、印刷用には写真モードでも撮っておくと安心です。
100日祝いにおすすめの撮影ポーズ8選

1. 「100」の数字と一緒に寝ころび撮影
赤ちゃんを安全で平らな場所に仰向けで寝かせ、周囲に紙や布の軽い数字を配置します。小物が顔にかからないようにし、誤飲の危険があるものを手の届く場所に置かないでください。
2. 小さな手足のアップ
指のしわ、丸い足の裏、小さな爪。成長とともに変化する部分だからこそ、今の姿を残す価値があります。
3. 家族の手で囲む写真
赤ちゃんの小さな手を優しく包んだり、家族の手を周囲に添えたりするだけでも温かな写真になります。
4. お気に入りのおもちゃと一緒に
いつも使っているおもちゃは、数年後に当時の暮らしを思い出すきっかけになります。ぬいぐるみなどは顔を覆わない位置に置き、撮影後は寝床から片付けましょう。
5. お食い初めの料理と一緒に
祝い膳と赤ちゃん、料理を囲む家族の様子を記録しましょう。熱い汁物や食器は赤ちゃんから離して置きます。
6. パパやママに抱っこされた写真
カメラ目線だけでなく、赤ちゃんを見つめる横顔や自然に笑いかける姿も素敵な記録です。
7. 普段の生活空間での写真
普段使っているベビーベッドやお世話スペースも、当時の暮らしを振り返る手がかりになります。寝床に撮影用のクッションやぬいぐるみを置いたまま寝かせないでください。
8. 泣き顔や眠そうな表情も残す
笑顔だけが記念写真ではありません。あくびや真剣な表情も大切な記録。ただし、泣いている赤ちゃんのお世話は撮影より優先しましょう。
100均でそろえる100日祝いの撮影小物

ダイソー、セリア、キャンドゥなどでは、店舗や時期によって異なりますが、撮影背景や飾りに使える材料を探せます。実際の在庫は店舗で確認してください。
ダイソーで探したいもの
無地の布やフェルト、色画用紙、ペーパーファン用の紙、数字の飾りの材料、フォトフレームなど。
セリアで探したいもの
ナチュラルカラーの紙素材、木目調の小物、リボン、クラフト用品、記念カードの材料など。
キャンドゥで探したいもの
色画用紙や厚紙、ガーランド制作用品、背景装飾、アルバム用の素材など。
買い物のコツ:「白い背景に100の数字を置く」など、完成イメージを先に決めておくと余計な買い物を減らせます。飾りは赤ちゃんの手の届かない場所で使いましょう。
撮影当日のおすすめの流れ
| タイミング | やること |
|---|---|
| 前日まで | 背景・衣装・小物を準備 |
| 撮影前 | 授乳やおむつ替えなどのお世話 |
| 撮影開始 | シンプルな寝ころび写真 |
| 余裕があれば | 数字や小物を加える |
| 家族がそろったら | 抱っこ写真・家族写真 |
| 撮影後 | お気に入りを選んでバックアップ |
予定どおりに進める必要はありません。赤ちゃんの体調や機嫌を優先し、まずは数枚撮れれば十分という気持ちで進めましょう。
よくある撮影の失敗と解決方法
写真が暗い
柔らかい自然光が入る場所へ移動し、必要ならスマホの露出を調整します。
背景がごちゃごちゃする
飾りを減らして余白を作り、色数を絞ります。
赤ちゃんがカメラを見てくれない
無理にカメラ目線を求めず、話しかけながら自然な表情を待ちましょう。
衣装を着せると泣く
慣れた普段着や肌触りの良い服に変更しましょう。
家族全員が写れない
安定したスマホスタンドとセルフタイマーを活用します。機材が赤ちゃんの上に落ちない位置に設置してください。
赤ちゃんの成長を写真に残す意味
生後100日ごろは、表情や動きに変化が見られる時期です。個人差はありますが、あやすと笑う、声を出して反応する、周囲のものに興味を示すなどの姿が見られることがあります。
豆知識:赤ちゃんの見え方は大人と同じではない
赤ちゃんの視覚は成長とともに発達します。生後3か月ごろには人の顔や動くものへの関心が高まることがありますが、反応には個人差があります。撮影時に優しく話しかけると、声や表情に反応してくれるかもしれません。
数年後に写真を見返すと、衣装だけでなく、撮影中に笑い合ったことや途中で眠ってしまったことも思い出になるでしょう。完璧な一枚より、その日の家族の姿を残すことを大切にしたいですね。
撮影した写真を整理・保存する方法
お気に入りを10枚程度選ぶ
撮影当日にお気に入りを選び、専用アルバムを作ると整理しやすくなります。
複数の場所にバックアップする
スマホだけでは故障や紛失のリスクがあります。クラウドや外部ストレージへの保存を検討しましょう。
印刷して飾る
お気に入りの写真をフォトフレームやアルバムに残すと、日常の中で見返しやすくなります。
当日のエピソードも残す
「撮影中に大きな声で笑った」「途中で眠ってしまった」など短いメモがあると、後から思い出を振り返りやすくなります。
100日祝いの写真に関するよくある質問
Q1. 生後100日ぴったりに撮るべき?
必ずしも当日である必要はありません。家族の予定や赤ちゃんの体調に合わせて前後の日程でも大丈夫です。
Q2. スマホだけでもきれいに撮れる?
自然光、背景、構図を工夫すればスマホでも素敵な写真を残せます。
Q3. おすすめの時間帯は?
柔らかい自然光が入る時間帯がおすすめですが、赤ちゃんの機嫌を優先しましょう。
Q4. どんな服装がいい?
袴風ロンパース、セレモニードレス、普段着など好みに合わせて選び、快適な素材やサイズを優先しましょう。
Q5. 赤ちゃんが笑わない場合は?
無理に笑わせなくて大丈夫。眠そうな表情や真剣な顔も大切な記録です。
Q6. 何枚くらい撮るべき?
決まりはありません。家族写真、手足のアップなど異なる構図で数枚ずつ撮ると選びやすくなります。
Q7. 自宅撮影で気をつけることは?
高い場所や不安定な場所を避け、小物の誤飲・機材の落下・無理な姿勢を防ぎ、必ず大人が見守りましょう。
Q8. 写真館と自宅撮影の両方でもいい?
もちろんです。写真館の特別感と自宅の自然な表情、それぞれの良さを楽しめます。
まとめ|100日祝いの写真は家族らしく残そう
100日祝いの自宅撮影に高価な機材や豪華な飾りは必須ではありません。自然光、背景、赤ちゃんの目線を意識するだけでも写真の印象は変わります。何より大切なのは赤ちゃんの体調や機嫌を優先すること。笑顔も眠そうな顔も、家族に抱っこされている姿も、その日の大切な記録です。

