「また起きた…さっき授乳したばかりなのに…」
「この寝不足生活、いつまで続くの…?」
新生児が夜中に2時間おきに起きる日々。授乳して、やっと寝かしつけたと思ったら、また泣き声で起こされる。
「2時間おきに起きるけれど大丈夫?」「母乳やミルクが足りていない?」「いつになったらまとまって寝るの?」と心配になることもありますよね。
新生児期は、大人とは異なる睡眠や授乳のリズムで過ごしています。ただし、起きる間隔には個人差があり、「2時間おきなら大丈夫」と時間だけで判断できるものではありません。
この記事では、新生児が夜中に2時間おきに起きる理由やいつまで続くのかに加えて、1時間おきに起きる場合や、母乳が足りているか心配な場合についても解説します。
新生児が夜中に2時間おきに起きるのはなぜ?
新生児期は、昼夜にかかわらず眠ったり起きたりを繰り返します。
夜中に2時間ほどで起きる理由もひとつではなく、授乳、睡眠のリズム、おむつ、暑さ・寒さなど、さまざまなことが考えられます。
授乳を求めて起きることがある
新生児期は授乳の回数が多く、短い間隔で母乳やミルクを求めることがあります。
ただし、「2時間で起きた=母乳やミルクが足りない」とは限りません。
授乳のリズムには個人差があるため、起きる間隔だけではなく、赤ちゃんの様子を見ながら考えることが大切です。
昼と夜の生活リズムがまだ整っていない
新生児期は、大人のように「夜になったら長時間眠る」という生活リズムがまだ整っていません。
そのため、夜だからといって長く眠るとは限らず、昼夜を問わず眠ったり起きたりすることがあります。
授乳以外の理由で目を覚ますこともある
赤ちゃんが目を覚ますのは、空腹だけが理由ではありません。
おむつが気になる、暑い・寒い、周囲の刺激など、さまざまな理由で目を覚ますことがあります。
また、抱っこでは眠っていたのに寝床へ移すと目を覚ますなど、寝かしつけの途中で起きることもあります。
新生児が2時間おきに起きるのはいつまで?
「2時間おきに起きる生活はいつまで続くの?」と気になる方も多いでしょう。
赤ちゃんの睡眠や授乳のリズムは、成長とともに少しずつ変化していきます。
ただし、「生後○か月になれば必ず朝まで眠る」「○か月になれば夜中に起きなくなる」と決まっているわけではありません。
月齢だけではなく、赤ちゃんによる個人差もあります。
新生児期(生後0〜1か月頃)
新生児期は、昼夜にかかわらず眠ったり起きたりしながら過ごします。
夜中に何度も目を覚ましたり、授乳を求めたりすることもあります。
生後2〜3か月頃
成長とともに、少しずつ昼と夜の生活リズムが変化していきます。
ただし、この時期になれば必ず長時間眠るわけではなく、夜中に何度も目を覚ます赤ちゃんもいます。
生後4か月以降
さらに成長すると睡眠のリズムも変わっていきますが、夜中に目を覚ますかどうかには個人差があります。
「周りの赤ちゃんは長く寝ているのに」と月齢だけで比較しすぎないことも大切です。
生後1か月でも2時間おきに起きることはある?
生後1か月になっても、夜中に2時間ほどで起きることはあります。
「新生児期が終われば、すぐにまとまって寝るようになる」とは限りません。
赤ちゃんの睡眠や授乳のリズムには個人差があるため、生後1か月になったことだけを基準に、長く眠らなければいけないと考える必要はありません。
一方で、授乳や体重の増え方、赤ちゃんの様子などで気になることがある場合は、出産した医療機関や小児科、助産師、地域の保健センターなどへ相談しましょう。
新生児が1時間おきに起きるのは大丈夫?
2時間ではなく、1時間ほどで赤ちゃんが起きることもあります。
「さっき授乳したばかりなのに」「1時間しか寝ないけれど大丈夫?」と心配になるかもしれません。
赤ちゃんが起きる理由は空腹だけではありません。また、授乳や睡眠の間隔にも個人差があります。
そのため、「1時間で起きる」という時間だけで、母乳やミルクが足りない、あるいは赤ちゃんに問題があると判断することはできません。
授乳量や体重の増え方などが心配な場合は、一人で判断せず、医療機関や助産師などへ相談してください。
1〜2時間で起きるのは母乳が足りないから?
母乳育児をしていると、赤ちゃんが短い間隔で起きるたびに「母乳が足りていないのでは?」と心配になることがあります。
しかし、赤ちゃんが1〜2時間で起きることだけを理由に、母乳不足と判断することはできません。
厚生労働省の「授乳・離乳の支援ガイド」でも、親子の個別性を尊重した授乳支援が重視されています。
母乳が足りているか心配な場合は、授乳間隔だけで判断せず、赤ちゃんの成長や授乳の様子などを含めて、出産した医療機関、小児科、助産師、保健センターなどに相談しましょう。
夜中に何度も起きるときにできること
新生児期に「朝までぐっすり眠らせる」ことを目標にする必要はありません。
赤ちゃんの様子を見ながら、夜中の対応によるママ・パパの負担を少しでも減らせる方法を考えてみましょう。
朝と夜の環境に変化をつける
朝になったらカーテンを開ける、夜は照明を落として静かに過ごすなど、時間帯に合わせて生活環境を整えていきます。
ただし、新生児期から決まった睡眠時間を無理に作ろうとする必要はありません。
夜間は必要以上に明るくしない
夜中の授乳やおむつ替えでは、安全を確認できる明るさを確保しながら、必要以上に部屋を明るくしないようにします。
授乳やおむつ替えが終わったら、落ち着いて再び眠れる環境に戻しましょう。
授乳時間を一律に固定しない
赤ちゃんによって授乳のリズムは異なります。
「睡眠時間を長くするために必ず3時間空ける」といったように、睡眠だけを目的として授乳時間を一律に固定するのではなく、赤ちゃんの様子や医療機関からの指導などに合わせて対応しましょう。
ママ・パパでできることを分担する
夜間の対応をすべて一人で抱えると、睡眠不足が続きやすくなります。
授乳方法などによってできることは異なりますが、
- おむつ替えを担当する
- 授乳後の対応を交代する
- 日中に赤ちゃんを見てもらい、その間に休む
- 家事を分担する
など、家庭に合った分担を考えてみましょう。
休めるときは休む
新生児期は、夜にまとまった睡眠を取れないことがあります。
赤ちゃんが安全な場所で眠っている間に休む、家事を減らす、食事を簡単なものにするなど、「普段どおり全部やる」ことを前提にしないのもひとつです。
家族や利用できる支援を頼る
パートナーや家族に頼るほか、地域で利用できる産後ケアや育児支援などを確認する方法もあります。
寝不足が続いてつらいときは、「もっと頑張らなければ」と一人で抱え込まず、休める時間を確保することも大切です。
赤ちゃんが眠るときは安全な睡眠環境を整えよう
寝かしつけの方法だけでなく、赤ちゃんが安全に眠れる環境を整えることも大切です。
1歳未満の赤ちゃんでは、身体が沈み込まない硬めで平坦な寝具を使い、寝かせるときはあおむけにします。
また、掛け布団や枕、ぬいぐるみ、タオルなど、赤ちゃんの顔を覆う可能性があるものを寝床に置かず、すっきりさせておきましょう。
寒さは掛け布団ではなく、スリーパーなどの着るものや空調で調整します。
寝かしつけの途中でママ・パパ自身が眠ってしまいそうなときも、安全な赤ちゃん専用の寝床へ移すことを意識しましょう。
授乳や睡眠について心配なときは相談を
「何時間おきに起きるか」だけで赤ちゃんの状態を判断することはできません。
授乳がうまくいかない、体重の増え方が気になる、赤ちゃんの様子がいつもと違うなど、心配なことがある場合は、出産した医療機関や小児科、助産師、地域の保健センターなどに相談してください。
また、赤ちゃんの様子に明らかな異変がある場合は、睡眠間隔だけで様子を見るのではなく、必要に応じて医療機関へ相談・受診しましょう。
ママ・パパの寝不足がつらいときは
夜中に何度も赤ちゃんが起きる生活が続くと、ママ・パパ自身の睡眠も細切れになります。
「赤ちゃんのお世話もしなければ」「家事もしなければ」と全部を普段どおりに続けようとすると、休む時間を確保しにくくなります。
家族に頼る、家事を減らす、利用できる支援を使うなど、今の時期だけでも負担を減らせる方法を探してみましょう。
新生児のお世話そのものがつらいと感じている方は、こちらの記事も参考にしてください。
まとめ|新生児が2時間おきに起きるときは、時間だけで判断しない
新生児期は、夜中に何度も目を覚ますことがあります。
ただし、「2時間おきなら正常」「1時間おきなら異常」と、起きる間隔だけで判断することはできません。
- 新生児期は昼夜を問わず眠ったり起きたりする
- 生後1か月でも2時間ほどで起きることはある
- 1時間ほどで起きることもある
- 1〜2時間で起きることだけで母乳不足とは判断できない
- 授乳時間を睡眠のために一律に固定しない
- 赤ちゃんが眠るときは安全な睡眠環境を整える
- 授乳や体重の増え方などが心配な場合は専門家へ相談する
そして、夜中の対応が続いてつらいときは、ママ・パパ自身が休める方法も一緒に考えてみてください。
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この記事を書いた人
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