新生児のおしっこは1日何回?回数が少ない・多いときの目安と注意したいサイン

新生児のおしっこは1日何回?回数が少ない・多いときの目安と注意したいサイン

「新生児のおしっこって、1日何回くらい出ればいいの?」「今日はいつもより少ない気がする」「逆に多すぎるけど大丈夫?」

生まれたばかりの赤ちゃんは、おしっこの回数やおむつの濡れ方が気になりますよね。

ただ、新生児のおしっこは「1日○回なら正常、○回以下なら異常」と、回数だけで判断できるものではありません。特に生まれて間もない時期は、日齢や授乳の状況などによっても変わります。

この記事では、新生児のおしっこの回数について、少ない・多いと感じたときに確認したいポイントや、医療機関へ相談したいサインを整理して紹介します。

※この記事は一般的な育児情報を紹介するもので、診断を目的としたものではありません。新生児は体調が変化しやすいため、気になる症状がある場合は出産した医療機関や小児科などへ相談してください。

新生児のおむつ替えをする様子

新生児のおしっこは1日何回?

新生児は膀胱が小さく、一度にたくさんのおしっこをためておくことができないため、少量ずつ排尿することがあります。

一方で、出生直後と生後数週間では授乳量なども変化するため、新生児期を通して「1日○回」と一律に考えるのは適切ではありません。

おしっこの回数を見るときは、数字だけではなく、次のような点を一緒に確認しましょう。

  • おむつがどの程度濡れているか
  • いつもと比べて急に回数が減っていないか
  • 母乳やミルクを飲めているか
  • 元気や活気があるか
  • おしっこの色にいつもと違う変化がないか

赤ちゃんによって1回に出る量や排尿の間隔も異なるため、回数だけで正常・異常を決めないことが大切です。

生後2日目・3日目のおしっこの回数が少ないときは?

「生後2日目なのに、おしっこが少ない」「生後3日目は何回くらい出ればいい?」と心配になることもあります。

出生直後は、授乳の状況などによって排尿の様子も変化します。そのため、家庭で「生後○日目だから○回出れば大丈夫」と数字だけで判断するのではなく、入院中であれば助産師や医師に確認しましょう。

退院後も、おしっこが少ないと感じる場合は、母乳やミルクを飲めているか、おむつがどの程度濡れているか、赤ちゃんに元気があるかなどを確認します。

生まれて間もない赤ちゃんのおしっこについて心配な場合は、出産した医療機関へ相談するとよいでしょう。

新生児のおしっこの回数が少ないときは?

「昨日よりおしっこが少ない」「おむつがなかなか濡れない」と感じると、脱水ではないかと心配になりますよね。

ただし、おしっこの回数だけで脱水かどうかを判断することはできません。

1回に出る量が多ければ回数が少なくなることもあるため、回数とあわせておむつの濡れ方を確認することが大切です。

おしっこが少ないと感じたときのチェックポイント

  • 最後におしっこを確認したのはいつか
  • おむつが普段と同じように濡れているか
  • 母乳やミルクをいつも通り飲めているか
  • 元気や活気があるか
  • 口や唇が乾燥していないか
  • 嘔吐や下痢などがないか
  • 発熱など、ほかに気になる症状がないか

「こどもの救急」でも、おしっこの回数だけではなく、1回に出る量や、おむつが普段と同じ程度に濡れているかを確認することがポイントとして示されています。

ただし、「こどもの救急」は主に生後1か月以降の乳幼児を想定した情報です。生後1か月未満の新生児でおしっこの減少が気になる場合は、自己判断だけで済ませず、出産した医療機関などへ相談してください。

新生児のおしっこが出ないときは?

「少し回数が減った」という場合と、「いつもと比べて明らかにおしっこが出ていない」という場合では、心配の程度も異なります。

特に新生児では、おしっこが出ていないことに加えて、母乳やミルクを飲めない、元気がない、ぐったりしているなどの変化がある場合は注意が必要です。

「何時間出なければ危険」と時間だけで家庭で線引きするのではなく、赤ちゃんの全身状態も含めて医療機関へ相談しましょう。

新生児のおしっこの回数が多いのは大丈夫?

反対に、「おむつを替えたばかりなのに、また濡れている」「新生児のおしっこの回数が多すぎるのでは?」と心配になることもあります。

新生児は少量ずつ排尿することがあるため、おしっこの回数が多いというだけで異常と判断することはできません。

回数だけではなく、普段と比べて急激に変化していないか、母乳やミルクを飲めているか、元気があるかなども確認しましょう。

いつもと明らかに違う状態が続く場合や、発熱・元気がない・飲み方がおかしいなど、ほかの症状を伴う場合は医療機関へ相談してください。

生後1ヶ月・2ヶ月でおしっこの回数が少ないときは?

生後1ヶ月、2ヶ月と成長すると、排尿の間隔や1回のおしっこの量にも個人差が出てきます。

そのため、以前より回数が少なく見えても、回数だけで水分不足などを判断することはできません。

次のような点を合わせて確認しましょう。

  • おむつが普段と同じように濡れているか
  • 母乳やミルクを飲めているか
  • いつもと比べて急におしっこが減っていないか
  • 元気や機嫌に大きな変化がないか

急におしっこが減った、飲みが悪い、ぐったりしているなど気になる変化がある場合は、医療機関へ相談してください。

おしっこの「回数」だけでなく「色」も確認しよう

おむつを替えるときは、回数だけでなく、おしっこの色も確認できます。

「いつもより濃い」「普段とは違う色に見える」など気になる変化がある場合は、授乳の様子や赤ちゃんの体調とあわせて確認しましょう。

色の変化が続く場合や、赤ちゃんの体調にも気になる点がある場合は、家庭だけで判断せず医療機関へ相談してください。

うんちの色は母子健康手帳の「便色カード」も確認

この記事ではおしっこを中心に解説していますが、新生児期はうんちの色も赤ちゃんの健康状態を確認する手がかりになります。

母子健康手帳には、胆道閉鎖症などの早期発見につなげるための「便色カード」が掲載されています。

赤ちゃんの便の色が便色カードの1〜3番に近い場合など、気になる色が見られたときは、母子健康手帳の案内を確認し、医師などへ相談してください。

母子健康手帳を確認するイメージ

おしっこが少ない・多いと感じたら記録しておこう

「昨日より少ない気がする」と思っても、記憶だけでは比較しにくいことがあります。

気になるときは、次のようなことを簡単に記録しておくと、医療機関へ相談するときにも状況を伝えやすくなります。

  • おむつを交換した時間
  • おしっこでどの程度おむつが濡れていたか
  • 母乳・ミルクを飲んだ時間や様子
  • うんちの回数や色
  • 体温
  • 元気や機嫌など、普段との違い

厚生労働省も、母子健康手帳を新生児期からの健康状態を記録し、医療関係者などが確認できるものとして位置づけています。母子健康手帳とあわせて記録しておくのもよいでしょう。

夜間や休日に判断に迷ったら

夜間や休日に「受診した方がいいのかな」と迷ったときは、地域の小児救急相談などを利用する方法があります。

ただし、相談窓口の対象年齢や利用時間などは地域によって異なる場合があります。また、生後間もない新生児で体調に異変がある場合は、出産した医療機関などへ直接相談することも検討してください。

まとめ|新生児のおしっこは「回数だけ」で判断しない

新生児のおしっこの回数は、出生後の日齢や授乳状況、1回に出る量などによっても変わります。

そのため、「1日○回なら正常」「○回以下なら異常」と回数だけで判断しないことが大切です。

おしっこが少ない・多いと感じたら、おむつの濡れ方・授乳の様子・元気や活気・ほかの症状も一緒に確認しましょう。

特に新生児は体調が変化しやすいため、「いつもと違う」「飲みが悪い」「元気がない」など気になることがあれば、出産した医療機関や小児科などへ相談してください。


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この記事を書いた人

IdeaPuzzle BABY STORE 編集部

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