【不安解消】新生児のうんち・おしっこ回数「正常」の境界線は?脱水・病気のサインを見極めるチェックリスト

【不安解消】新生児のうんち・おしっこ回数「正常」の境界線は?脱水・病気のサインを見極めるチェックリスト

「今日、おしっこの回数が少ない気がする…」「うんちがいつもより緑色だけど、大丈夫?」

新生児期のママ・パパにとって、赤ちゃんの排泄は、健康状態を知るための最も重要なバロメーターです。しかし、その回数や量が大人とはかけ離れているため、「正常なのか、それとも病気のサインなのか」と不安になるのは当然のことです。

特に、排泄回数の減少は脱水病気の可能性を示唆することもあり、親の不安は尽きません。しかし、過度に心配する必要はありません。新生児の排泄には、月齢ごとの正常な範囲と、「これを見たらすぐに病院へ」という明確なサインがあります。

この記事では、新生児のうんち・おしっこの回数と量の正常範囲をチェックリスト形式で分かりやすく解説します。また、脱水や病気のサイン、そして「病院に行くべきか」迷った時の最終判断基準を専門的な視点からお伝えします。

おむつ替えの様子

【チェックリスト1】新生児の排泄回数と量:正常範囲はこれ!

新生児の排泄は、「回数が多く、一回の量が少ない」のが特徴です。特に生後1ヶ月未満の新生児期は、大人とは全く異なるリズムで排泄します。

おしっこの回数と量

新生児のおしっこは、1日に15〜20回が目安です。とても薄く、無色に近いのが特徴で、少量ずつ頻繁に出ます。生後3ヶ月頃まではこの回数が続くことが多いです。

月齢 おしっこの回数(目安) おしっこの量・特徴
新生児期(生後1ヶ月未満) 15〜20回/日 少量ずつ頻繁。薄く無色に近い。
生後3ヶ月頃まで 10〜15回/日 回数は徐々に減るが、まだ多い。
正常の目安 1日6回以上(おむつがしっかり濡れていること) -

うんちの回数と量

うんちの回数は個人差が非常に大きく、1日5〜10回の子もいれば、1〜2回の子もいます。特に母乳で育っている赤ちゃんは、消化が良いため回数が多く、ミルクで育っている赤ちゃんは回数が少ない傾向があります。

大切なのは、回数よりも「量」と「性状」です。うんちがかたまりがなくドロドロの状態で、機嫌が良く、体重が増えていれば、回数が少なくても心配いりません。

授乳方法 うんちの回数(目安) うんちの性状
母乳栄養児 5〜10回/日(多いと毎回) ゆるゆるのマスタード状。酸っぱい匂い。
ミルク栄養児 1〜5回/日 母乳児よりやや硬め。
正常の目安 機嫌が良く、お腹が張っていなければ回数は気にしすぎない -

【チェックリスト2】うんちの色と形で健康チェック

うんちの色は、赤ちゃんの健康状態を映す鏡です。特に注意が必要なのは、胆汁色素が関係する色の変化です。

正常なうんちの色と変化

  • 胎便(黒緑色、ネバネバ):生後2〜3日目までに出る、お腹の中にいた時の便。
  • 移行便(緑色、ゆるい):生後3〜4日目頃。胎便から通常の便に移行する過程。
  • 黄色〜明るい茶色:離乳食開始前の母乳・ミルク児の正常な便。
  • 緑色の便:うんちに含まれる胆汁色素が空気に触れて酸化したため。機嫌が良ければ問題ありません。

特に注意が必要なうんちの色(便色カードの重要性)

母子健康手帳に挟まれている「便色カード」は、胆道閉鎖症という早期発見が重要な病気をチェックするためのものです。うんちの色が以下の色に該当する場合は、すぐに医療機関を受診してください。

  • 白色・灰白色:うんち全体が白っぽく、それが長く続く場合は、胆汁が腸に分泌されていない証拠(胆道閉鎖症の疑い)です。便色カードの「1〜3番」に該当します。
  • 真っ黒でネバネバ:生後1週間以降も続く場合、消化管のどこかで出血している可能性があります。
  • 鮮血が混じる:少量であれば肛門の切れ目(切れ痔)の可能性もありますが、多量の場合はすぐに受診が必要です。
母子手帳を見るママ

【チェックリスト3】脱水・病気のサインを見逃さない!

排泄回数の減少は、脱水症状の最も分かりやすいサインの一つです。特に新生児は体内の水分量が多いため、脱水が急速に進行する危険性があります。以下のチェックリストで、脱水や病気のサインを確認してください。

脱水・病気のサイン 危険度 病院受診の目安
おしっこが半日(8時間)以上ほとんど出ていない すぐに医療機関へ
泣いても涙が出ない すぐに医療機関へ
唇や口の中が乾燥している 適切な水分補給で改善しない場合は受診
大泉門(頭の柔らかい部分)がへこんでいる すぐに医療機関へ(重度の脱水サイン)
機嫌が悪い、ぐったりしている、活気がない すぐに医療機関へ(脱水や感染症の可能性)
3ヶ月未満で38℃以上の発熱 すぐに医療機関へ

特に重要なこと:新生児は、機嫌や活気が最も重要な健康のバロメーターです。排泄回数が少なくても、おっぱいをよく飲み、機嫌が良く、活発に動いていれば、過度な心配は不要です。

「病院に行くべきか?」迷った時の最終判断基準

排泄回数に不安を感じた時、ママ・パパが最終的に判断すべき基準は、「赤ちゃんの全身状態」です。

回数よりも「機嫌・活気」を重視する

排泄回数は個人差が大きく、日によっても変動します。回数が少なくても、以下の状態であれば、まずは様子を見て大丈夫です。

  • 授乳量:いつも通り飲めているか
  • 機嫌:泣いてもすぐに泣き止み、笑顔が見られるか
  • 活気:手足をよく動かし、目線が合うか

夜間・休日の相談先を活用する

不安な時は、一人で抱え込まず、以下の相談先を活用しましょう。

  • 小児救急電話相談:夜間や休日に、小児科医や看護師からアドバイスが受けられます。
  • かかりつけの小児科:診療時間内に電話で相談してみましょう。

排泄は、赤ちゃんからの「お便り」です。不安になったら、まずは排泄の回数、量、色を記録し、冷静に赤ちゃんの全身状態を観察することが大切です。


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この記事を書いた人

IdeaPuzzle BABY STORE 編集部

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